自粛の先が見えない中、多くの経営者が悲鳴をあげている。
私の周りにも、多くの経営者がおり、様々な対策と実践をしている。
3月に入り、いち早く不動産側から、賃料を当面の間半額にするなど、様々な嬉しいニュースも飛び込んできている。
人の優しさと店子の意味をよく知っている不動産業者と言える。
そのような中、絶対に賃下げに応じないビルオーナーがいるのも事実だ。
ここが問題なのだ。
目先の利益で、店子に対して「恩を仇で返している」ことになる。
小規模の飲食などは、1〜2ヶ月収入がないと、ほとんどの店舗が潰れてしまう。
そんな事も分からず、家賃の交渉をしないオーナーは、基本馬鹿である。
潰れてしまった後、また新しく貸し出す計画だろうと想像はつくが、今回に限っては、むしろ逆効果だ…
浅はかな考えは、人としての魅力も美しくも見えない。
世間がそれを許さないのだ。
店子を見殺しにするビルに入りたくもないだろう。
今後そのレッテルが付き纏うことになってくる。
この限界体制が取られている中、どれだけ我慢できるかが勝負なのだが、そのレッテルは、生涯付き纏うことになるだろうし、後から気づいてもすでに遅い問題だ。
正体がばれてしまったビルには、今後借りられることはないだろう。