この言葉は、日本人のためにあるような言葉だと感じる。
滅私とは、「自分の私利私欲を捨て、誰かの為に尽くす事」。
利他とは、「自分を犠牲にして、他人に利益を与える事」。
とある。
世界中が混乱する世の中で、この精神を持っている日本人は、常に冷静で適格な判断によって行動しているように思える。
例えば、動物は基本、自分が餓死しそうになっても、他人を食べる事はしない。
生命体としての最低限のルールが細胞レベルで存在しているように思える。
多くの人は、存在意義が無くなると、一気に死に向かって突入する。
細胞がそうさせるのだろうか、不思議とそうなってしまう。
例えば、バリバリ働いていた人が、定年を迎えた途端に痴呆症にかかったり、癌になったりするのを私は見てきた。
自分が生きている意味は、世の中に使えるという、いわゆる「共生」によって生きているのでは…
と考えてしまう。
何だか宗教的ではあるが、人間のっ持っている良さは、そこからくるのでは無いかとかんがえる。
家族だったり、子供だったり、恋人だったり…
人はやはり誰かの為に生きている。
そして私たちは、この思想に守られた国に生きている。
今回の騒動で、世界中が大混乱に陥っていくだろう。
暴動や強奪など、利己に走る無神経者が出るだろうが、
私たち日本人は、滅私と利他の精神がそもそもの備わっている。
この精神が世界中に発信できるのであれば、皆で助け合いながら生きることも出来ると考える。
なぜなら、この精神は縄文時代から続いているのだから。