コロナの風評被害は、地元大分でも例外ではない。
無理して開店させても、お客がさっぱりこない…
苦しいのは間違い無いが、この症状を考えてみると、
消費者が外出できないジレンマは、すべての業界をむしばんでいく。
しかし。決してニーズが無くなったわけではない。
せめてもの救いはここだ。
では、このような場合どのような処置とマインドを持っていけばいいのかを
少し考えてみた。
・資金繰りに関しては、経済産業省などが特別無利子の融資をしている。
・各県の中小企業団体が融資や特別優遇の措置の相談に乗ってくれている。
融資といっても、一時しのぎにしかならないのだが、問題が収束する間、持ち堪える事ができるかもしれない。
しかし、こんな中でも業績を伸ばしている業界があるのはご存知でしょうか?
ズバリ、コンビニです。
外食を控えるようになって、家飲みが加速。
したがって、ビールやつまみ類、惣菜などが、売上増をだしている。
絶望的な状況は否めないが、深く考えてみると、消費者の行動が見えてくる。
■打撃を受けている主な職業以下と考えられる。
・観光
・学習塾等
・飲食を含む実店舗のサービス業
・イベント、映画館、セミナーなどの集客ビジネス
多くの中小企業や自営業がこれにあたる。
■今できることは何があるのか?
・オンランを真剣に考える
・デリバリーできる商品はあるのかを考える
・ボトルキープ半額やギフトなど、最低限の売上の確保と、今後の集客の対策
・ネットを利用したアプローチ
・感染症予防の実施の告知
・終息するまでの間、店内などの見直しや意識改革
・ネットを通じてのコミュニケーションの強化
・従来の顧客のメンテナンス
出来ることは限られてくるが、この事をしっかりやっている人が、終息後無駄なく軌道に乗せられる人なんだとわたしは感じる。
どんな状況でも、今ある手段を使用して、最大限の努力をするということは、コロナの影響が無くても同じこと。
起こったことの恐怖を共感し合うより、感染拡大を阻止し、終息後の未来をみんなで考える世の中であってほしい。